恐ろしい事が四方にあって彼を恐れさせ、 その歩みにしたがって彼を追う。
恐ろしい事が四方にあって彼を恐れさせ、その歩みにしたがって彼を追う。
敵が、すぐあとをつけているのだから、 彼が怖がるのもむりはない。
破滅が四方から彼を脅かし 彼の足を追い立てる。
恐ろしい事が四方にあって彼を恐れさせ、/その歩みにしたがって彼を追う。
その耳には恐ろしい音が聞え、 繁栄の時にも滅ぼす者が彼に臨む。
輪なわは彼を捕えるために地に隠され、 張り網は彼を捕えるために道に設けられる。
彼は光からやみに追いやられ、 世の中から追い出される。
彼がこれをその身から引き抜けば、 きらめく矢じりがその肝から出てきて、 恐れが彼の上に臨む。
彼は夢のように飛び去って、再び見ることはない。 彼は夜の幻のように追い払われるであろう。
それゆえ、わなはあなたをめぐり、 恐怖は、にわかにあなたを驚かす。
恐ろしい事が大水のように彼を襲い、 夜はつむじ風が彼を奪い去る。
全能者の矢が、わたしのうちにあり、 わたしの霊はその毒を飲み、 神の恐るべき軍勢が、わたしを襲い攻めている。
彼らは恐るべきことのない時に大いに恐れた。 神はよこしまな者の骨を散らされるからである。 神が彼らを捨てられるので、 彼らは恥をこうむるであろう。
なんと彼らはまたたくまに滅ぼされ、 恐れをもって全く一掃されたことであろう。
悪しき者は追う人もないのに逃げる、 正しい人はししのように勇ましい。
それが過ぎるごとに、あなたがたを捕える。 それは朝な朝な過ぎ、 昼も夜も過ぎるからだ。 このおとずれを聞きわきまえることは、 全くの恐れである。
わたしは見たが、何ゆえか彼らは恐れて退き、 その勇士たちは打ち敗られ、あわてて逃げて、 うしろをふり向くこともしない、―― 恐れが彼らの周囲にあると主は言われる。
彼らの天幕と、その羊の群れとは取られ、 その垂幕とそのもろもろの器と、 らくだとは彼らの所から運び去られ、 人々は彼らに向かって叫ぶ、 『恐ろしいことが四方にある』と。
畑に出てはならない、 また道を歩いてはならない。 敵はつるぎを持ち、恐れが四方にあるからだ。
ベルシャザル王は大いに思い悩んで、その顔色は変り、王の大臣たちも当惑した。
またあなたがたのうちの残っている者の心に、敵の国でわたしは恐れをいだかせるであろう。彼らは木の葉の動く音にも驚いて逃げ、つるぎを避けて逃げる者のように逃げて、追う者もないのにころび倒れるであろう。
このようにわたしたちは、主の恐るべきことを知っているので、人々に説き勧める。わたしたちのことは、神のみまえには明らかになっている。さらに、あなたがたの良心にも明らかになるようにと望む。
サウルはペリシテびとの軍勢を見て恐れ、その心はいたくおののいた。